芸術とデザイン | 紫色の持つ力と特徴

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色彩理論パープル色彩理論:紫色の考察

Color Scheme - 2018.5.21 - Three Philosophers

男女比で人気が分かれるのがこの紫色です。女性にはとても人気のある紫ですが男性はあまり興味が無いようです。高級な雰囲気を醸し出しつつ、どことなく謎めいていて、独立感の強い色です。

波長域

波長
380nm~450nm
450nm~495nm
495nm~570nm
570nm~590nm
オレンジ 590nm~620nm
620nm~750nm

色彩理論:カラーチャート

紫より波長が短くなると紫外線となり肉眼では捉えられなくなります。認識しうる色の中で最も神秘的で精神に作用してくる波長域です。青のようなエネルギーも無く、緑のような安定も感じさせません。

紫色の効果

ポジティブ ロイヤリティ、威厳、格式、力、高級、贅沢、知恵、確実性、落ち着き、平和
ネガティブ 衰退(退廃)、抑圧、劣っていること、上流気取り、不明朗

紫色が好きな人は、独特でセンシティブで注意深く、創造的で才能はあるが複雑な人格を有しているそうです。

名画の中の紫色 ムンクの作品の場合

ムンクの絵画 メランコリー

Melancholy - 1893 - Edvard Munch

ムンクの作品。有名な叫びシリーズと同年に描かれた作品。もともと写実に優れていたムンクですが、より内面に目を向けこのようなラフな画風に傾倒していきます。何気ない風景に紫色を加えることで、現実世界と精神世界の"はざま"や、破綻が始まる瞬間を描写しているようです。

名画の中の紫色 モネの作品の場合

モネの絵画 風景画

Coastal Road at Cap Martin, near Menton - 1884 - Claude Monet

モネの作品。舗装されていない湾岸道路の先に絶壁が見えます。道の温度感とその先にそびえる崖の神秘的な雰囲気のコントラストが見事です。少なからず抽象性も帯びていますので、紫の放つ印象もより鮮烈になります。

まとめ

紫は創造性と直観力を高める色であるとも言われていますが、捉えどころがない色でもあるので使用は限定されそうです。配送業のFedExはロゴに紫色を採用することで確実性や信頼性を表現しているそうですが、相対的にみると、絵画においてもデザインにおいても成功事例は少ないです。