自己奉仕バイアス

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UI・UXエクスペリエンス自己奉仕バイアス

Psychology - 2018 - Three Philosophers

人間は、物事が上手くいくと自分の力だと過信し、その逆のケースでは相手や環境に原因を求めていく傾向を持つ。それを心理学の世界では自己奉仕バイアスと呼んでいる。

周囲を評価できるようになることが成長

成長の過程では、自分を最大限に評価し、周囲の頑張りを認められなかったことも多々あった筈だ。小中学生の中で「テストの点が良かったのは親や先生のおかげです」と考えられる子は少ないだろうが、30代や40代にもなれば成功の因子を「周りの環境のおかげです」と評価できる人も増えてくる。これは簡単に言うと「成長」だが、冷静に見ていくと、殻を破った人はそう多くはない。

閉鎖的な世の中がバイアスの呪縛を強くする

結果が出ると評価される。例えば、あらゆるファクターが数値となって評価されるメジャーリーグベースボールでは、5割前後の勝率しか残せなかったチームの監督が、最優秀監督賞を受賞することがある。しかしながら、通常の環境はおそらくもっと閉鎖的だろうから、数字が覆い隠されてしまうこともあるかもしれない。辛抱強く学び、余裕を得るたびに少しずつ自己評価を改め、起こりくる出来事を客観視するといった、少々骨の折れる努力も強いられてくるだろう。

まとめ

認知バイアスを克服するのは容易ではない。都合の良い自分とまっすぐ向き合える人は少ないからだ。こういった時は正攻法で、身近なことに少しでも感謝しながら、自分を高めていこう。