ヒックの法則

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UI・UXインターフェースヒックの法則

User Interface - 2019.1.5 - Three Philosophers

ヒックの法則は、ヒック・ハイマンの法則とも呼ばれ、イギリスの心理学者ウィリアム・ヒックとアメリカのレイ・ハイマンから名づけられています。この法則は、選択肢の数とユーザーの反応時間の関係性を扱いますので、ユーザーインターフェースの世界では必須の知識となっています。

反応時間は選択肢の数に大きく依存する

ヒックの法則

ヒックの法則を表す上図では、選択肢の数が反応時間に影響することを示しています。サイトやアプリに対する理解や、使用する端末によっても反応時間には振れ幅が存在しますが、いずれの場面においても、選択肢の数がユーザーエクスペリエンスを決定する大きなファクターになることは間違いないでしょう。

ヒックの法則の適用範囲

確信を得なければ購入しないような自動車販売のサイトと、気軽に日用品を購入するサイトでは最適な設計方法も異なります。前者では比較という手段を用いて「確信」を与える工夫が必要ですし、後者ではフィーリングを大切にするなど、複雑条件でも意思決定をスムーズに行ってもらう工夫が必要です。

いずれにしても情報をチャンクという小さなかたまりで分類することは大切で、心理学者のジョージ・ミラーは、チャンクを構成する理想的な要素数をマジカルナンバー7±2と定義しています。ユーザーが新しい情報として扱わなければいけない項目などには、この5~9という数字を意識するものも良いでしょうし、ケースによっては、ヒックの法則をそのまま信頼し、選択肢の数を極端に減らしていくのも有効的になるでしょう。

同時に、日本の都道府県やアメリカの州など、ユーザーにとって既知の情報の羅列は、さほど気にならないこともあります。わざわざチャンクを形成しても効果がない場合もありますので、工数やデザインとの天秤に乗せることも重要だと思います。

まとめ

ナビゲーション構築の良い例として、amazonのサイトが取り上げられることが多いですが、amazonに全ての答えがあるわけではありません。前述のように、企業により扱う商品も様々ですから、経験と新しい知識をミックスして、よりよいユーザーインターフェース、エクスペリエンスを追求していきましょう。